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エアコンの効率を良くして室内を快適に -高機能木製内窓システムNagomi-


建物への熱の出入りが最も多い場所は「窓」です。この窓の断熱性を上げることで、室温のコントロールが容易になります。

実際に窓の断熱性をあげることで、どれくらいの効果があるのか弊社の会議室で測定を行いました。

弊社の製品である高機能木製内窓システムNagomiを設置していない状態と、設置した状態でエアコンを稼働し

室温30℃から28℃と25℃になるまでの時間と、25℃からエアコンを停止し室温が28℃と30℃になるまでの時間を計測しました。

 

—Nagomiを設置していない状態—

測定を行った会議室は、弊社の倉庫を改修して作ったショールームスペースの中にあり、一般的な住居やビルよりも断熱性能が劣っています。

室温が30℃から28℃に下がるまで55分、25℃になるまで210分かかりました。

この時点で窓ガラスの表面温度は34℃を示し、熱気を室内に取り込んでしまっていることがわかります。

エアコンを停止後、25分で28℃まで上昇し、60分で室温30℃にまで戻りました。

 

—Nagomiを設置した状態—

設置後、室外からの騒音も減ったことに気が付きました。このことは今後コラムに掲載します。

エアコンを稼働して、室温30℃から28℃に下がるまで25分、25℃になるまで60分かかりました。設置前より150分早く室温が下がりました。

続けてエアコンを停止し、28℃にまで上昇した時間は70分、30℃にまで戻るのに140分かかりました。

設置前よりエアコンが早く効き、エアコン停止後も、かなり長く室温を維持できたことが分かりました。

—まとめ—

今、学校へのエアコンの設置が急がれています。窓の断熱性能も同時に上げることで、窓際の子どもたちが窓ガラスの熱に集中を妨げられることなく、快適な環境で学習することができるようになります。

また、福祉施設や医療施設など、エアコンを常時可動させている施設では、窓の断熱性能を上げることで、大きな省エネ効果も得られます。

今回のコラムでは室温への効果に焦点を当ててご紹介しましたが、高機能木製内窓システムNagomiには優れた結露防止と遮音の効果も期待できます。

次回は遮音効果についてご紹介させていただきたいと思います。

 

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