TOPICS

  • ニュース

フェアウッド研究部会に入会いたしました


帝国器材株式会社はこのたび、フェアウッド・パートナーズが運営するフェアウッド研究部会に入会させていただき、伐採地の森林環境と地域社会に配慮をする「フェアウッド」調達を日本に広める活動に参加させていただくこととなりました。

「フェアウッド」「フェアウッド・パートナーズ」とは?

フェアウッドとは、「伐採地の森林環境や地域社会に配慮した木材・木材製品」のことを指します。
詳しくは、
フェアウッド・パートナーズhttps://www.fairwood.jp/association/about.html
ご覧下さい。

フェアウッド・パートナーズは、国際環境 NGO FoE Japan(一財)地球・人間環境フォーラムが共同で運営されている活動です。
WEBサイトに記載されている文章がとても素晴らしいので、以下引用させていただきます。

“たとえばあなたが使っているテーブル。 それはどこに生えていた木からできて、どこで作られた物なのでしょうか。
ひとつの物を作るために、世界中のたくさんの人が関わるようになっている今、原産地から消費者のもとに物が届くまでの間の情報は、とても見えにくくなっています。
物の流れについての危険、不安が広がるにつれ、小売の現場はもちろん、ビジネス上の取引においても、透明性が求められるようになっています。
特に木材については、違法な伐採が地球温暖化を促し、豊かな森に暮らす生きものや人を脅かすことから、その流通について、これから注目が高まってくるでしょう。
わたしたちフェアウッド・パートナーズは、持続可能な木材調達の流れをつくり、ビジネスをクリーンで、グリーンなかたちに変えていきます。”

具体的な活動内容としては、

・フェアウッド調達に向けた支援・アドバイス(コンサルティング)
・世界の森林についての調査
・情報の収集・発信(イベント開催)

これらを行なっております。

フェアウッドと帝国器材のこれから

ここ最近、「倫理的な」「道徳上の」という意味の「エシカル(ethical)」という単語が、「環境や社会に配慮している」ことを指すキーワードとして、よく耳にするようになりました。
環境・社会にやさしく、そしてもちろん人体にもやさしいものが、いま切実に求められています。

私たちはこれまで、人と環境にやさしいものづくりに向けて、様々なことにチャレンジしてきました。

1993年、間伐材の利用を促すべく木材乾燥の研究をはじめ、本格的な国産材の活用に取り組み始めました。
(これは「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」が2010年に施行される、17年も前のことです…)
1996年にはシックスクール対策としてリボス自然健康塗料を取扱い始め、2011年からは建具・木工事事業をスタート致しました。
2017年には森林認証SGEC/PEFC-CoC 認証を取得、木材の流れを透明化させる取り組みを本格化させました。

フェアウッド研究部会には、川上から川下まで、実に様々な立場の方が参加なさっています。
私たちは、これまでより一層クオリティの高いものづくりを実現するべく、様々な立場の意見を伺い、またフェアウッド活動に貢献できればと思っております。

フェアウッド研究部会のWEBサイトはこちら