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日本初の製材機で丸太を挽く


新年 明けましておめでとうございます
旧年中は大変お世話になり 社員一同心より御礼申し上げます
本年も国産材・地域産材活用企業として努めて参りますので
より一層のご支援、お引立てを賜りますようお願い申し上げます


昨年1月に、国内初機種となる製材機:ウッドマイザーLT70を導入いたしました。
福島工場に機械を設置し、試験運転やメーカーからのレクチャー等を経て、ようやく安定した稼働が可能になりました。

導入の経緯や狙いなど、製材機の製造元であるウッドマイザー社にインタビューしていただきましたので、下記をご覧ください。


“ウッドマイザーで進化する木の学校づくり”
By Wood-Mizer, Japan


△枝分かれ・曲がりがある大きな広葉樹も製材可能

【日本初機種】ウッドマイザーLT70製材機とは

△既存樹(ケヤキ)の製材

一般的な台車型製材機は、垂直に動く刃物(帯鋸:おびのこ)が固定されており、丸太を前後に動かして製材します。
このウッドマイザー製材機は逆で、丸太を固定したまま水平に動く帯鋸が丸太をカットしていきます。

長い丸太を動かす必要がなく省スペースで合理的、かつ横置きで安定した製材ができるため10mmなど薄板の加工も可能です。
このLT70機種はウッドマイザー製材機のハイエンドモデルであり、製材ロスが少ないほか大きな丸太にも対応できるパワフルな機種。なんと長さ6m、直径95cmの丸太まで加工できます。

△アジア地域ディレクターのRobert様によるレクチャー

思い入れのある樹でつくる建築

△東京都中央区で管理する「中央区の森」の間伐材を活用(東京都中央区 本の森ちゅうおう)

△既存樹のレリーフ

この製材機の導入によって丸太(原木)から自社加工することが可能となり、
流通の整っていない地域の木材学校林・企業林の活用街路樹・記念樹などの活用に際し、より細かな・幅広いご要望にお応えできるようになりました。

△燻煙乾燥:木材を燃やす煙と熱の自然の力で予備乾燥を行う

製材後の木材乾燥は30年前から内製化しており、スギ・ヒノキなどの針葉樹に加え、既存樹に多いサクラやケヤキなどの広葉樹の乾燥も可能です。

思い入れのある樹の製材、乾燥、製品製作、現場工事まで承ります。
みなさまからのご相談をお待ちしております。