- 事例特集
【北海道室蘭市】森林環境譲与税 採用事例のご紹介
北海道の森林面積は、全国の森林面積のなんと約22%を占めており、豊富な森林資源を有しています。木材の良さや利用の意義を学んでもらう「木育」という言葉がありますが、実はこの言葉も北海道が発祥です。
そんな北海道の南西部、鉄鋼業が有名な室蘭市では、「子どもと木のふれあい推進事業」として、積み立てた森林環境譲与税の基金を活用し、市内の幼稚園や保育所で使用する木製品の購入・整備に必要な経費を助成しています。
子どもたちが遊びや生活を通じて、木のぬくもり・優しさを感じられる機会を創ろうと始められた「子どもと木のふれあい推進事業」。
弊社は、同市内にある室蘭工場による製造で、北海道産メジロカバやカラマツ・トドマツなどを使用した木製品を納品させていただきました。
納入させていただいた製品には、室蘭市のブランドマークが貼られています。
「北海道の木でつくられたこと」や「室蘭市でつくられたこと」が、子どもたち・保護者の方々に知っていただけるように工夫がされています。
豊かな心を育む「木育」の実施
園長先生より「是非、子どもたちにも製作過程を見せてあげてほしい」とお声がけいただき、今回製作を行った室蘭工場で見学会を実施させていただきました。
実際に納品する本棚の製作実演に加え、北海道の木材に触れてもらいながら、木を使ったものづくりを体感してもらいました。 みんな興味津々でワクワクしつつも真剣に理解しようとする姿に、ついつい私たちも説明に熱が入りました!
これから入園される子どもたちにも、愛着を持って大切に使い続けていただけると嬉しいです。
これからもっと、子どもたちが木材や木製品に触れる機会が増え、身の回りの木材に関心を持てる機会が増えれば…と願っています。
弊社では国産材利用を基本としており、また全国各地の地域産材・交流都市材利用も豊富な実績があります。
環境にやさしく、より快適な学校・公共空間づくりに向けて、お手伝いさせていただきます。
また木材利用のほかにも、普及啓発にあたる木育活動の実績もありますのでご参考ください。
「木育活動事例-Mokuiku in English」