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5年後も10年後も、“120点”の仕事で応えたい(営業本部・佐藤)


こんにちは、社員インタビュー班です!
社員インタビュー第2弾をお届けします。

今回は、帝国器材のムードメーカーの登場です!
2013年に入社した 営業本部 第2課 佐藤さん にインタビューを行いました!

 

学生時代は、どんな生活を送っていましたか?

大学では経営学部経営学科で学んでいました。
「大学生時代の自由な時間を謳歌したい」といつも思っていたので、友人と海に遊びに行ったり、バンド活動に精を出したり、その時にしかできないことを楽しもうと常に考えていました。

大学のグループ課題で、ある製品についてマーケティングからプレゼン発表まで行った課題がとても印象に残っています。市場調査をしたり製品開発を検討したりして、一つの目標に向かってプロジェクトを進めていく空気感を初めて経験しました。バラバラの役割を一つのプレゼン資料にまとめていく作業は苦労した分、今でも時々思い出すほどよく覚えています。

 

帝国器材について就職する前はどんなイメージを持っていましたか

主に官公庁や自治体と仕事をしている会社なので、堅い雰囲気の会社だろうと思っていました。
ですが就職活動をする中で面接官の方々の人柄や、木材に囲まれた食堂を見て、温かい雰囲気の会社であることが徐々に感じられました。
また、自分の努力次第で幅広い仕事を経験させてもらえるのではないか、という期待を持っていました。

 

実際に入社してみて感じたギャップはありましたか?

日々当たり前のように使っている家具でも、製造する立場になってみると知らないことが多いことに驚きました。
特に帝国器材の製品は日本の木材を使用したものも多く、木に関する専門的かつ幅広い知識も要求されます。形や作りに始まり、木材の種類、アクリルやスチールなど異素材との組み合わせなど、学ぶことがたくさんありました。

「何故ここにダボを入れなきゃいけないのか?」など、今では簡単に答えられる質問でも入社当時は知らないことがたくさんありましたが、分かりやすく教えてくれる社員さんがたくさんいました
家具の職人だけでなく、営業や設計、工事管理などいろんな職種の人がひとつの場所で役割を果たしているチームのような会社だと改めて感じています。

 

入社後から現在までの業務内容を教えてください。

入社から業務部購買課(材料調達)、工事部(現場施工管理)と経験し、現在は営業の仕事に加え、営業部の立場から製品の開発プロジェクトにも関わっています。

 

今までで一番記憶に残っている仕事はありますか?

営業部に配属となってしばらくは先輩社員と同行し、既にお付き合いさせていただいているお客様への営業が多く、新人である自分にできることは多くありませんでした。
そのような中、これまでお付き合いのなかったお客様に一から営業活動をして、初めて保育園の設計に協力させていただいた案件は忘れられません。若い自分に任せていただいたことがうれしくて、感謝の思いしかありませんでした。
期待に仕事で応えようと、お客様が検討がしやすいように過去の事例写真を集めたり、自分で材料の説明資料を作ったりするなど工夫をしました。また品質保証部や技術営業部と協力して、何度も製品の安全基準について協議を重ね、製作工程に落とし込んで行きました。
実際に計画が進み、建物が建ちあがり、家具が納められ、
「この保育園で子どもたちが成長していくんだ。」
と実感できた時にはさらに感慨深いものがありました。

 

今後の仕事について、どのようなことに興味がありますか?

個人的には、大学施設や店舗などの市場への挑戦に興味があります。
帝国器材は平成5年頃には地球環境保全に着目しており、当時の間伐材を使用した製品から開発をスタートさせ、これまで様々な教育施設はじめ公共施設に納めてきたノウハウがあります。内装空間における木材の効果的な使い方や長く使っていただくための技術等ですね。
これからは民間の施設でも「木材をふんだんに使いたい」と思ってもらえるよう魅力を発信して仕事の幅を広げていきたいです。
それから製品のライフサイクルにも興味があります。製品を作り出す際にできるかぎりロスを抑え、環境負荷をかけずに製造・廃棄することがメーカーに求められています。(参考:SDG 12「つくる責任・つかう責任」)例えば木製品も、定期的に塗装したり手直ししながら使い続けることで愛着を深めるような、そんなライフサイクルが提案できればいいですね。
5年後でも10年後でも、お客様が求めていること以上の120点の仕事で応えられる人間になりたいと思っています。引き出しのバリエーションをたくさん持っていることが理想ですね。

 

最後に、休日はどんな過ごし方をしていますか?

子どもたちと公園で遊んだり、仲のいい家族同士で川遊びに出かけたりしています。
オーディション番組で人の成長を見ることも好きですね。時間ができたら、もう一度ギターを思いっきりやりたいなと思っています。


インタビュー後記

会社のムードメーカー的な佐藤さんですが、仕事を通して、お客様に喜んでいただくために工夫を重ねていることが垣間見えました。最前線でお客様からいただく「ありがとう」という言葉がが日々のエネルギーになっているのだと感じました。
インタビュアー:阿部・吉田