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現場を預かる責任感と誇りを胸に(工事部・泉妻)


こんにちは、社員インタビュー班です!第5弾のお届けです!!

帝国器材の製品が納品される現場を管理する、工事部 泉妻 剛 さん にインタビューを行いました。

―はじめに工事部での業務内容を教えてください。

 帝国器材の製品を、学校や庁舎といった様々な建設現場へ円滑に納めることができるように施工管理をしています。資材等の発注や納める家具の図面のチェック、製品の搬入など、工具を使うこと以外であれば現場に関わることは何でも行っています。

 

―数年前から施工管理を一人で任されているかと思いますが、何か変化はありましたか?

 一番は責任感ですね。これは圧倒的に違います。上司の下で現場管理の補佐をしている時も責任感を持ってやっているつもりでしたが、今考えてみると甘えている部分があったと思います。例えば何か問題が起きたとしても、助けてくれる人がいるじゃないですか。ところが自分一人で現場を管理するとなると、一から自分で考えて動く必要があります。この責任感の違いはとても感じています。
 やること自体は大きく変わらないです。ただ、上司や先輩方からの指示を受けて動くのか、自ら考えて動くのかでプレッシャーの大きさに違いはあります。このプレッシャーは感じていいものだと思いますし、感じ続けたいと思っています。

 

―泉妻さんは中途での入社ですが、帝国器材にきた当時のことを聞かせてください。

 前職でも建築に関わる仕事をしていましたが、内装工事は初めてだったので何もかもが新鮮で衝撃的でした。初めてのことだらけだったので苦労はありましたが、何より楽しいという感情が一番にありましたね。でもやっぱり最初は「言葉」が全く分からずに苦労しました。例えば「スケール」と言われてもピンとこないんですよね。「メジャー」と言われてやっと分かる。そんな感じですから、当時は今よりもっと色々な人に迷惑をかけていたと思います。必死に聞いて、調べて、学んで……その繰り返しでした。未だにまだまだ分からないことはありますが、恥を忍んで訊くことを心がけています。
 町を歩いている時、今までは「工事中の建物の内部がどうなっているのか」なんて考えることもなかったですが、今ではふと考えたりして、見る景色が変わったと思います。

△現場での職人との打ち合わせ

 

―仕事をする上で心がけていることは何ですか。

 「社内愛」を持つことですね。前の会社で「社内愛」を持ちなさいという言葉を聞いて、今でもとても印象に残っている言葉です。文字通り、会社に対する愛情ということです。当時は何を言っているのか理解できませんでしたが、時が経つにつれて徐々に分かるようになっていきましたね。今は会社の為に何をしたらいいかを考えるようになりました。
 会社が傾いてしまえば社員全体が困るし、反対に利益が大きくなればみんなうれしい。会社全体や他の社員に対する愛情がないと、仕事をしていくことが辛くなってくると思います。
 好きな会社で好きな仕事をするというのは頑張れる要素の一つかもしれないですね。そうやって会社が良い方向へどんどん伸びて、学生さんや社外の人などが外から見て「いい会社だな」と思われるようにしていきたいです。

 

―泉妻さんの思う帝国器材の魅力は何ですか?

 役職や部署を問わず、社員同士の距離が近いことです。専務や常務と一緒に仕事をする機会もあり、とても勉強になります。会社としてチームワークの良さやフットワーク軽くすぐ動ける対応力にも繋がっていると思います。
 あとは何より、形として残る、誰かが使うモノをつくっているという実感。胸を張って仕事ができますよね。自分の子どもに「学校のこういうモノを作ったんだよ」という風に胸を張って伝えられることが非常にうれしいです。こういったお仕事の機会を頂いて、実現できる会社。これは帝国器材のいいところだなと思います。仕事の結果がモノとして目に見えて形になるから、より感じるものがありますね。

 

―泉妻さんよりも若い世代の社員が増えてきていますが、次の世代に向けてメッセージをお願いします。

 まだまだ上から言えるような立場ではないですが、一つだけ言うのであれば「どこへ出ても恥ずかしくない、通用する人になってほしい」ですかね。その為にも自ら考えて意見をどんどん言ってほしいです。後輩だからといって遠慮するのではなく、一社員として考えていることはぶつけてきてほしいです。もちろんお互いの意見が違うこともあると思いますが、そうやって揉んでいけば、よりいい発想やモノができると思っています。
 実はこういったことを直属の後輩には日頃から伝えているのですが、今では自分で考えてどんどん意見をぶつけてくれるので、「どんだけ成長するんだよ!」と良い意味でムカついています(笑)。負けず嫌いが出ちゃいますね。でもそうやって年齢関係なく切磋琢磨していきたいです。

 

―最後なりますが、休みの日は何をして過ごしていますか。 

 もう全部子どもですね!今はもう子どもの為に生きています。休日は一緒に遊ぶことが多いし、できるだけ遊んであげたいです。どうしても遊んであげられない日があると、正直悔しいですね。テレビゲームは昔からやりますけど、それも今では子供と一緒です。遊んでくれるのも今のうちだと思うので…。 
 上の子はもう「パパ」が少なくなってきて正直寂しいです。自分より友達を優先するようになるのが不安ですけど、それも成長なので楽しみ半分でもあります。下の子常に私の肩に乗って生活してますよ。妻からは「もう体の一部になってるよ!」なんて言われています(笑)


 

インタビュー後記

 仕事をする上での熱い想いが、言葉の一つ一つに込められているのがとても印象的でした。普段は心の内を伺うことがあまりないのですが、その想いが「明るく、エネルギーのある」泉妻さんの人柄に表れているのだなと感じました。
 先輩・同期・後輩と年齢に関係なく社員同士で切磋琢磨し、より良いモノを作っていきたいですね!

インタビュアー:木下・吉田